コウジカビは私たち日本人とは切り離せないカビです。

古くより日本人はこのコウジカビの機能を上手に引き出し、さまざまな物に使ってきました。

この国菌といわれるコウジカビとの関わり合いをご紹介していきます。

まずは、この薬をご存知の方は多いのではないでしょうか?

タカジアスターゼ3

私もたまにお世話になっています。

【消化を助ける タカヂスターゼN1】とあります。この【タカヂスターゼ】は実はバイオテクノロジー

の父と呼ばれている高峰譲吉氏が命名した麹から発見した消化酵素なんです。この発見ののち全世界に

胃腸薬として販売されました。明治30年代のことです。

日本での販売当初の新聞広告と商品パッケージがこれです。

タカジアスターゼ1

タカジアスターゼ2

このタカジアスターゼは、麦麹を利用して消化酵素を取りだしたものでデンプン分解酵素(アミラーゼ)

タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)、脂肪分解酵素(リパーゼ)などが含まれていたそうです。

そして高峰氏が取得した特許によってコウジカビを使った工業が日本に起き現在まであらゆる分野に

利用され生活に寄与してきました。ゆえに高峰譲吉氏は日本におけるバイオテクノロジーの父と呼ばれて

いるのです。

(写真は『菌類の世界』誠文堂新光社より)