前回は薬膳の要素の一つである五行が日本では五穀にあてはまるという

事を書きましたがこの五穀について興味深い発見がありましたので

ご紹介します。

五穀図

この図のように五穀はそれぞれ五行に分類されます。

この五穀は麹に加工されても基本的には性質は受け継ぎます。

ここで面白いことに気が付きました。

発酵食の代表お味噌です。このお味噌の配合は基本的には大豆と麹ですが

全国で主に食べられている『米味噌』は大豆と米麹を主に混ぜ合わせるわですが、五行で見てみると

米麹は豆を生じます。言い換えると米麹が大豆を活かす働きをするという事です。

非常に良いバランスの配合です。

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大豆

米麹2

米麹

そして南九州で作られている麦味噌。大豆と麦麹でつくる味噌ですが五行でみてみると

大豆が麦麹を生じていてやはり良いバランスの味噌だといえます。

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大麦麹

そしてもっと驚いたのがここ博多で主に使われている合わせ味噌。

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材料は大豆と米麹、麦麹を使います。

五行で見てみると一見米麹が麦麹を克して悪い取り合わせのようにみえますが

よく見てみると米麹が大豆を生じ大豆が麦麹を生じるという連続相生(れんぞくそうせい)に

なっています。米麹と麦麹の相性の良くないものを大豆によって非常にバランスの良い

配合になっています。

これには驚かされました。

知らず知らずのうちに私達日本人は食材の相性も自然に取り入れ食生活に摂りいれて

いたのですね。

改めて日本人の感性に敬意を表します。

続く